私立医学部学費ランキング情報2020年度(令和2年度)

私立医学部学費ランキング情報2020年度(令和2年度)

私立大学医学部学費ランキング情報

6年間の費用がかかる順番でランク付けしています。

  1. 川崎医科大学
  2. 金沢医科大学
  3. 埼玉医科大学
  4. 北里大学
  5. 帝京大学
  6. 福岡大学
  7. 兵庫医科大学
  8. 杏林大学
  9. 獨協医科大学
  10. 久留米大学
  11. 近畿大学
  12. 東海大学
  13. 聖マリアンナ医科
  14. 愛知医科大学
  15. 東京女子医科大学
  16. 東北医科薬科大学
  17. 岩手医科大学
  18. 日本大学
  19. 大阪医科大学
  20. 産業医科大学
  21. 藤田医科大学
  22. 東京医科大学
  23. 昭和大学
  24. 関西医科大学
  25. 東邦大学
  26. 自治医科大学
  27. 東京慈恵医科大学
  28. 日本医科大学
  29. 慶應義塾大学
  30. 順天堂大学
  31. 国際医療福祉福祉大学

私立医学部は、他のどの学部と比較しても多くの費用がかかります。国公立医学部と比べても費用の差は大きいです。ただし、私立医学部間でも学費には大きな開きがあります。学費の高低には一定の傾向があり、おおむね偏差値が高い私立医学部ほど学費が低くなっています。私立医学部受験を予定しているものの、少しでも費用を抑えたい場合は、より熱心に学習してハイレベルなところを目指してみましょう。

具体的な学費水準を見てみると、国立大学医学部の場合は、平均額が350万円となっています。そのため、できれば国公立医学部に進学したい希望は多くあります。ただし、受験情報をしっかりチェックすれば、私立医学部でも費用を抑えられるケースがあることがわかるでしょう。
例えば、自治医科大学や産業医科大学では、授業料の貸与制度があります。単なる貸与であれば通常の奨学金と大差ありませんが、両大学では卒業後に指定医療機関に9年間従事すれば返済が免除されます。一定の条件こそあるものの、学費面での課題をクリアするチャンスはあると言えるでしょう。
その他の私立医学部でも、特待生制度を導入しているところや、国際医療福祉大学や東北医科薬科大学のように奨学金制度が充実している大学もあります。(各制度については時限的なものもあるので、最新の受験情報を確認してください。)学費の高さから私立医学部受験を避けている受験生も、奨学金等を活用して進学できないか検討してみてください。

経済的負担を最優先に考えるならば

国公立医学部に進学すれば、私立医学部と比べて学費負担を抑えることができます。しかし、県外の大学などで自宅通学が難しい場合は、下宿費用などがかさみます。学費と生活費がトータルでいくらかかるのかを把握した上で受験校を検討する必要があるでしょう。
近年は、医療系学部以外だと国公立と私立の学費差が少なくなってきています。そのため、医学部生でなければ地元の私立大学に進学する傾向も見られます。しかし、医学部受験生の場合は仮に自宅から遠くても国公立を選ぶケースが多いです。下宿費用が不足せずに済むかはあらかじめ確認しておくと安心です。
もし経済的負担を最優先に考えるなら、地域枠を活用する方法があります。地域枠の医学部受験生には奨学金制度が充実しているケースも多く、経済的負担を抑えやすいです。都道府県ではなく地方単位の地域枠が設定されている場合もあるので、興味のある大学の受験情報を見て、どのような地域枠制度があるかを確認しておきましょう。
いっぽう、将来的に地元以外で医療に従事したいと考える受験生もいるでしょう。その場合でも、へき地医療や大学のある場所での地域医療に関心があれば、一部大学でみられる定住枠を志望するという選択肢があります。具体的には、弘前大学や山形大学で定住枠が設定されています。
(参考URL:弘前大学医学部の大学情報
(参考URL:山形大学医学部の大学情報

医学部に進学する場合、入学後にかかる費用が膨大になることもあり得ます。事前に受験情報をチェックして、入学後に学費負担で苦しむことのない大学はどこかを検討してください。経済的負担を抑えることもモチベーションの1つとして、学費は安いがハイレベルな私立医学部や、特待生枠での合格を目指すのも良いでしょ