医学部受験に!不登校の生徒にも最適な方法とは?
最近では、不登校を取り巻く環境と現在の環境を比べると今は大きく変わってきており、「学校へ行かない」という選択をする学生・親御さんが増えてきています。そんな中、高校に行きたくないけど医学部受験はしたい。高校は辞めたけど医学部に入学するために受験したい。そんな思いを持った高校生も多くいます。そのような学生にはどのような勉強法・選択肢があるのか、ご紹介します。
学校へ行きたくないけど医学部受験はしたい!
最近では、「学校へ行かない」という選択をする学生・親御さんが増えてきています。私も不登校の医学部受験生のサポートをする中で、10年前の不登校を取り巻く環境と現在の環境を比べると今は大きく変わってきていることを実感しています。10年前は「学校に行くのが当たり前」という空気もありましたが、今では生徒自身が考え、「学校へ行かない」という選択をする場合や通信制の学校を選ぶ学生もいます。
学校へ行かないという選択をする理由は様々ですし、中には明確な理由はないけど何となく学校に行きたくなくなったという生徒もいます。ただ、生徒の話を聴いていると、「学校の雰囲気が好きじゃないから行きたくないけど勉強はしたい」という生徒もいます。「勉強は嫌いです」と話しながらも、医学部には行きたいと考えている生徒もいます。
高校に行きたくないけど勉強はしておきたい。高校は辞めたけど医学部に入って医師になるために受験したい。そんな思いを持った高校生も多くいます。勉強しようという思いはあってもついついスマホを見てしまう、ゲームをしてしまうという生徒もいるかもしれません。勉強したいけど、何から始めたら良いのか分からないということもあるでしょう。学校へ行きたくないけど、医師になりたい生徒に勉強する良い方法を紹介します。
医学部受験もスマホのゲーム感覚で!
勉強はしたいけど、ついついスマホを見てしまう、ゲームをしてしまうという場合には自宅でのスマホを使ったAIの学習システムがおすすめです。スマホで学べるというのは心理学の視点で考えた時にも学習のきっかけには最適です。
例えば、あなたも電車の待ち時間やちょっとした休み時間についついスマホを見てしまうという経験はありませんか。どうして私たちはついつい見てしまうのでしょうか。
行動経済学者のディリップ・ソマン、アマール・チーマは、私たちが何か行動をするときに、目的を達成するまでの行動が少なければ少ないほど行動を起こしやすくなることを実験で示しています。私たちがスマホをつい見てしまうのも、スマホを見るという目的を達成するために、ほとんど何の行動をすることなく、スマホを見ることができるからなのです。
例えば、休みの日に学校で勉強しようという目的を立てたときに、いくつかの行動を起こす必要があります。
朝起きる⇒着替える⇒ご飯を食べる⇒勉強道具をカバンに入れる⇒家をでる⇒移動する⇒学校に着く⇒勉強する
というようにいくつかのステップを踏む必要があります。
ところが、休みの日にスマホを見る場合は、朝起きる⇒スマホを見るというようにすぐにできます。このように、何か目的を達成する時は、目的までの行動を減らすことが重要なのです。つまり、勉強する目的を達成する方法として、スマホでの勉強は最適です。ただ、ひとつ気をつけないといけない点があります。
スマホでの勉強はAIを活用しよう!
スマホで勉強する時に気をつけないといけない点は、勉強する時間が好きな科目や得意な分野だけに偏ってしまうことです。学校に通っていれば先生からのアドバイスなどもあるでしょうが、自宅だと難しい部分があります。そこで勉強に偏りがでないようにする方法としてAIに自分の学習内容を分析してもらうことはとても効果的です。特に他者の評価が気になる、周りの反応が気になるという学生さんは先生からのアドバイスよりもAIによる診断のほうが受け入れやすいでしょう。
さらに、AIによる学習を進めていく中で、勉強ができるようになれば、自分にはできるという「自己効力感」も上がっていきます。自己効力感が上がっていけば、勉強以外のことにも意識が向くようになっていきます。何かひとつでも自分にできるという感覚があれば、他のことにも挑戦してみようという気持ちがでてきます。
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