現役医学部生が教える!国立医学部後期試験にはどう臨む?

現役医学部生が教える!国立医学部後期試験にはどう臨む?

科目内容の概要

国公立大学の医学部後期入試は大別すると、

  • センターで決まる
  • もう一度二次試験がある

の2つです。
センターで決まる大学についてはセンターを頑張りましょうとしか言えませんが、後者については私も合格しましたので述べたいと思います。

前期が終わった後の気持ちの持ち方

まず、前期試験が終わった後ですが、ほとんどの人が2 、3日は多分何もできないと思います。私がとかではなく、世の中の受験生は全員そうだと思います。

しかし!
できれば、半日!

で開放感を味わうのはやめておきましょう。

ここから何週間かは後期試験の勉強がまだ続きます。前期試験の集中を切らさないようにしてください。
私事ですが、前期試験は安全圏を受けて終わった段階では行けたと思っていました。しかし、数学で致命的・初歩的ミスをしていることに気づき、2時間ほど愕然としました。それから後期試験に向けて急いでエンジンをふかしたことを昨日のように思い出します。

医学部を受けている人たちの多くは、公立大学薬学部中期試験に出願していると思います。それに向けての勉強も当然してください。モチベーションを切らさないためにも大切です。

後期試験はどこも倍率が高く、宝くじ的な試験になっているところがあります。私の受けた地方国立大学も高倍率でしたが、なんとか受かることができました。
1番大事だったのはやはりモチベーションを切らさなかったことだと思います。後期試験が終わったら何をしてもいいですので後期試験まではモチベーションを切らさないでください。
私の知る後期合格者の中には受かると思わずに受けたけど受かったと言う人がかなりいます。もちろん前期試験で日本トップレベルの医学部を受け、後期が滑り止めだったと言う優秀層もいます。
ある後期合格者は、翌年に京大医学部に入り直しました。彼は大学でも結構遊びまわっていたんですが、、、やはり優秀な人は居るものですね。


具体的な後期対策

後期試験の対策についてお話ししていきたいと思います。簡単に言うと、ほとんどの人は過去問3年分ほどをやって試験に突入していっています。私の合格した大学でもほとんどの合格者はそう言っていました。
私はこれに並行して、これまでやったことの総ざらいをやってほしいと思います。もちろん傾向と対策が重要ですが、総ざらいも一緒にやってほしいです。
そんなに無理だと突っ込まれそうですが、何の事はありませんたった2、3週間1日12時間以上勉強すればいいだけじゃないですか。頑張ってラストスパートをしましょう。
そんなにできないと思うかもしれませんが、できます。安心してください勉強しすぎて死んだ人は本当に見たことがありません。もしかしたらいるかもしれませんが、私はお目にかかったことがありませんし、聞いたこともありません。

医学部の定期試験やCBTや国家試験の直前と言うのはもっと勉強します。ちょっと早い予行演習だと思ってやってください。
絶対にやってください。

直前期はそれくらいできるものです。直前でなければできないことっていっぱいあるんです。

最後に

私の場合は前期試験に落ちたと思い、そこからエンジンをもう一度かけ直せたことが後期試験の勝因だと確信しています。
皆さんも最後まで諦めなければなんとかなりますよ。医学部に入っても勉強は続きます。ちなみに医学部で一度でも諦めると留年します。
皆さんは試験頑張ってください。

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