医学部受験のために・・新型コロナウイルスにも負けない!自宅学習をするための生活習慣改善の5ステップ

新型コロナウイルスにも負けない!自宅学習をするための生活習慣改善の5ステップ

新型コロナウイルスの影響で、多くの学校が休校になり医学部受験の勉強を自宅で学習せざるをえない状況の人も多いと思います。医学部受験生の中には不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。一方で、自宅学習が自分には向いていると感じている人もいるかもしれません。自宅での学習にはメリットもあれば、デメリットもあります。まずは、自宅学習のメリットとデメリットを整理し、自宅学習でストレスを感じ生活習慣が乱れている人に対して、その対処法をお伝えします。

 

医学部受験のために・・自宅学習のメリット・デメリットとは?

メリットとしては、周りを気にしなくて良いので、自分のペースで勉強だけに集中できる、自由に気分転換できる、昼食の時間も自由に決めることができるということがあるでしょう。通学のために満員電車に乗らずに済むので、体の疲労が軽減されるという人もいるでしょうし、家族と会話する時間が増えて嬉しいという人もいるかもしれません。

一方で、デメリットとしては、学校から動画やメール、プリントなどが送られてきても、数が多くなるとだんだんとすべてに目を通すことが面倒になってくることや勉強する時間とプライベートの時間の区別がうまくつけられず、ついついダラダラした生活になってしまうということがあるでしょう。そんな日が続くと、ストレスを感じることが多くなり、生活習慣も乱れてしまいます。生活習慣を整え、自宅学習をスムーズにするためにはどのように過ごせばよいのでしょうか。

自宅学習を無駄にしないために「生活習慣改善5ステップ」として紹介しています。通っている学校、塾、予備校などで自宅学習に切り替わっている生徒さんは参考にしてみてください。

 

医学部受験のために・・自宅学習をするための生活習慣改善の5ステップ

  • STEP.01朝起きる時間を固定する

    まずは起きる時間を固定しましょう。朝起きるのが辛いという人は、少しだけ頑張って、朝、窓からでも構いませんので、日光を浴びてください。睡眠中はメラトニンという脳を眠らせるホルモンが分泌されていますが、日光を浴びるとメラトニンの分泌を抑えてくれ、だんだんと覚醒していきます。また、朝、日光を浴びた人は生体リズムが整い、夜、眠りやすくなります。起きる時間が決まると、寝る時間も決まっていき、一日の時間の流れが固定化されていきます。

  • STEP.02寝巻きから着替える

    高校生であれば学生服に着替えるのも学校に行く気分になり良いでしょうが、そこまでしなくても、せめて近くのコンビニに行けるくらいの服には着替えましょう。普段、化粧をしている人は薄くてもメイクをすることをおススメします。脳はローコストを好む傾向があり、新しいことを考えたり判断したり、新しい刺激を受けると疲れてしまうため、エネルギーを使わないように、過去の記憶のパターンで物事を判断しようとします。例えば、寝巻きのままだと、過去の記憶のパターンから「寝巻きだから寝る」と脳は判断していまいます。そのため、勉強をやろうという気持ちになかなかなりません。家で過ごしていても、まずは着替えて学習に取り組みましょう。

  • STEP.03学習する場所を決める

    自分の勉強部屋でもリビングでもどこでも構わないので、自分が勉強に集中できるスペースをつくります。自分が集中できる場所はどこなのかを見極めることが大切です。一人暮らしなどで、寝室、勉強部屋、リビングなど部屋が分けられない場合は、養生テープなどで区切る方法もあります。学習するためのスペース、スマホを見るためのスペース、ゆっくりするスペースなど場所を固定することが大切です。突っ張り棒を床に置く、「勉強するスペース」、「スマホを見るスペース」のように紙に書いて区切るのも良い方法です。

  • STEP.04一日の流れをルーティン化する

    ルーティン(ルーチン)には「決まり切ったこと」「型にはまった」などの意味があり、ルーティン化とは同じことを同じ手順で繰り返し行うようにすることです。一日のスケジュール、予定が決まっていないと、ステップ2でも書いたように、脳は考え判断する回数が増え、疲れてしまいます。何時から勉強しようか、そろそろお昼ご飯にしようかなと毎回考えていると、それだけでも脳はエネルギーを消費します。勉強以外に脳を使わないためにも、勉強する時間、食事の時間、休憩時間などを決め、自分の時間割を作っておき、脳が考えたり判断したりする量を減らすことが大切です。

  • STEP.05自分流のリフレッシュ方法を作る

    リフレッシュする方法は様々ありますが、大切なことは自宅でもできる自分なりのリフレッシュ方法をひとつでも良いので持っておくことです。例えば、スクワットやストレッチなど身体を動かし軽い負荷をかけるのも良い方法です。このようにあえて身体を動かすことをアクティブブレスト(能動的休養)と呼び、全身の新陳代謝を促し疲労回復に効果があることが明らかになっています。絵を描いたり、文字を書いたり単純作業もリフレッシュ効果があります。単純作業により、自己効力感が得られ、不安が減少していく可能性があります。ゲームもリフレッシュの選択肢として考えてよいでしょう。ゲームは達成感を得ることができ、気分転換にもなります。ただし、ゲームは時間を決めて行いましょう。他にも美味しいもの食べる、動画を見るなど自分なりのリフレッシュできる方法を見つけましょう。

参考文献①[『子供が勉強にハマる脳の作り方』]

参考文献②[『何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ』]

参考文献③[『今すぐできる!!脳が喜ぶ最強の勉強法』]

 

まとめ

新型コロナウイルスにより、世界中でオンライン学習自宅学習の需要が高まっています。また、コロナウイルスが終息したあとも、オンライン授業(遠方からの授業など)や自宅学習は医学部受験にも必要となるでしょう。。そんな学習スタイルの転換期にいる受験生や現役生の、今後の勉強の手助けになれば幸いです。

 

 

執筆者


 

日本心理学会・認定心理士
新田猪三彦(にったいさひこ)


2007年より心理学や脳科学の講座を行い、医歯薬専門予備校で受験に必要なメンタルの強化法、保育士会調査研究委員会において「保育士・保護者のコミュニケーション講座」、市民と協働によるまちづくり提案事業、産学官包括連携事業などを行っている。
九州朝日放送運営のマイベストプロ福岡でコラムの執筆にも携わり、一人でも多くの人が心が豊かに生活できるように情報を発信している。
また、部活動のメンタルトレーニング、学校を中退した学生の受験・学習支援、受験を見守る保護者の相談、資格試験合格のためのモチベーション管理、タイプ別による学習法のアドバイスなども行っている。

<略歴>
久留米大学非常勤講師 / 福岡コミュニケーションカレッジ講師 / PMD医歯薬専門予備校心理カウンセラー / 日本心理学会認定心理士 / 日本メンタルヘルス協会認定基礎心理カウンセラー / 文部科学省所管生涯学習開発財団(神経言語プログラミング)協会認定マスタープラクティショナー / ICA(国際コーチ協会)認定コーチ / カナダSuccess Strategies・Shelle Rose Charvet認定LABプロファイリング・プラクティショナー

メンタルゼミ

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