2021年度共通テスト〈英語編〉~医学部受験のための知識~

2021年度から始まる共通テストでは、センター試験と比べて各科目の出題傾向に変化が見られます。共通テスト英語も例外ではなく、試行テストの内容からは資料の増加などが予想されます。試行テストの出題例や、2021年度共通テスト英語対策に役立つ問題集などをチェックしておきましょう。

 

2021年度共通テスト英語の出題内容と対策

共通テスト英語では、資料問題が多く出題されます。グラフや表を読み取る問題では、資料から必要な情報を素早く・正確に見つけ出す能力が必要です。与えられた英文を最初から最後まで丁寧に読み進めていくと、理解は深まっても時間が不足してしまいます。

そのため、設問文や選択肢に先に目を通して、どのような情報が解答に必要なのかを考えるようにしましょう。センター試験を受けたり、過去問に取り組んだりした経験がある受験生は、センター英語の解答にかかった時間を思い出してみてください。80分の制限時間をほぼ使い切っていた場合は、共通テスト英語では時間不足になるリスクが高いです。英文を1つ1つ訳しながら読み進めるのではなく、必要な部分だけを読んだり、日本語に直さず英語のまま理解したりするスキルを高める必要があります。

 

共通テスト英語の出題例 平成30年度試行テストリーディング大問1A

短い手紙文を読んで解答する問題です。センター試験英語リーディングでは、大問1や大問2では、発音・アクセントや文法問題が出題されてきました。しかし、共通テスト英語では、実際に英語を活用する力を測りやすいよう、手紙や広告、レポートなどの形式で与えられた英文の内容理解を問う問題が中心です。

もちろん、英語の基礎となる発音や文法を軽視して良いわけではありません。しかし、文法問題の反復学習などで、出題されやすいポイントを暗記するだけでは得点に繋がりにくい出題傾向の変化と言えるでしょう。

すでにグローバル化が進んできている中、大学生活や社会人になってからも、英語を使う機会が出てくる可能性は高いです。医学部受験生も、外国人の患者と接する等で英語力が求められる場面が出てくることが考えられます。共通テスト英語の対策を進める中で、実際に使える英語を学ぶことにも繋がることを意識して、高いモチベーションで学習を進めてみてください。

 

共通テスト英語の出題例2 平成30年度試行テストリスニング大問5問2

共通テスト英語リスニングでも、資料を絡めた出題の増加が見込まれます。

この問題では、問題用紙に印刷されたグラフと、聞き取った英語を組み合わせて解答する必要があります。リスニング力を高めると同時に、英語を聞きながら同時に資料を読み取る練習もしておくと良いでしょう。

 

2021年度共通テスト英語対策に役立つおすすめの参考書・問題集

共通テスト英語対策では、やはり資料読み取り問題に多く取り組んでおくことが大切です。実戦力をつける上で、「2021年用共通テスト実戦模試⑴英語リーディング」をおすすめします。オリジナル模試6回と、平成30年度試行テストが掲載されています。

資料読み取り問題は、じっくり資料を見れば答えを見つけることが可能です。しかし、医学部受験生は共通テスト英語で高得点を取ることが求められるため、制限時間内ですべての問題を解き切りたいところです。そのため、必要な情報を素早く取捨選択する要領の良さが求められます。

実際に共通テスト英語形式の問題を解くことで、自分がどの問題や作業に時間がかかっているのかを把握できます。解き残しが多い受験生は、自分が解いている様子をビデオ等で撮影して、どの部分で時間短縮を図るべきかを判断する材料にしても良いでしょう。

また、模試6回分すべてに取り組めば、資料のおよそどのあたりに解答に役立つ情報があるのかを感覚的にもつかみやすくなります。効率よく解き進める力は共通テスト英語のみならず、医学部受験全体に役立つスキルです。

 

まとめ

・2021年度共通テスト英語は時間切れに要注意

・共通テスト英語対策は資料の読み取りを徹底練習

・英語リスニングでも手際の良さが重要

 

 

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