【2019年度】山口大学医学部入試傾向の解説<生物編>

2019山口大学-生物-傾向と対策

 

概要

・大問は5問

・解答時間は理科2科目で150分

 

設問別分析

大問1(ヒトの血液成分、ミクロメーター)

基本的な問題で完答したい。問5の計算も問題文や知識と合わせて正しいことを確認したい。血球計算盤の計算はきちんと理解しておくこと。

 

大問2(タンパク質と酵素の働き)

基本的な問題で問3までは完答したい。問4、5についてもグラフがわかれば説明は楽なので食いつきたい。

 

大問3(目の働き、筋収縮)

典型的な基本問題で論述も含めて落としたくない。問5に関してはやや新しい分野で出されやすいので理解を深めたい。

 

大問4(血糖量調節と腎臓の働き)

基本用語と論述も基本的な内容になっている。典型的な基本問題は解き慣れて知識の抜けがないようにしたい。

 

大問5(生物の多様性と生産構造図)

記述量の多い問題が多い。一方で単純な難易度は他の問題と同じく基本的で、自分の言葉で減少を理解し説明できる力を問われている。

 

傾向と対策

選択問題は少なく、論述記述問題が多い。また計算問題も出題される。論述問題は字数のあるものとないものがあり、時間は比較的余裕があるので少し迷うものは事前に書いてみてから解答用紙に書くのも良い。ただし論述問題の数が多いので確信がある場合や典型的な問題は手短に書いた方が良い。2018年度に比べて2019年度の描図問題は減ったが論述問題が長くなっている。普段から論理的に現象を理解できているかが見えやすい問題を出題する傾向は変わらない。実験考察問題は一般的に教科書に載っているものでないこともあり、演習をする必要がある。論述問題が合否をわけるが、その対策は先生に見てもらうのが一番良い。それが難しいようならば、教科書の後ろの索引を使って一つ一つの語句について自分の口で説明できるかチェックしていくと良い。わからなければ索引を元にその語句のページを開いてきちんとした定義を見直していく。他には『生物用語集』(駿台受験シリーズ)は山口大学のような論述問題を勉強するのにはもってこいなので活用するのも良いだろう。

執筆者


 

岡竜一(おかりゅういち)


愛媛県出身。
北海道大学大学院生命科学院生命科学専攻博士課程修了。理学博士(生命科学)。
北海道大学学部生時代より個別指導、予備校での個人指導、集団授業を担当。中学生から社会人(医学部学士編入)まで年齢・難易度問わず幅広く指導する。
趣味は科学全般、読書、自然観察など。

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