2021年医学部面接のマナーを確認しておこう!

医学部受験では、多くの大学で面接が行われます。人物像がチェックされる面接試験では、マナーを守ることが大切です。礼儀正しく振舞えば問題ないのですが、きちんとポイントを踏まえておくことで、医学部面接本番で緊張した場合でも安定したパフォーマンスを出しやすくなるでしょう。

 

医学部面接における入退室時のマナー

面接室に入る際は、ノックを忘れないでください。ノックをした後、「どうぞ」などと中から応答があってから入ることも大切です。ノックをしたからと言っていきなり入室することは避けましょう。面接は受験生と面接官のコミュニケーションの場なので、相手の反応を踏まえた言動が重要です。

また、ドアを開けたら、「失礼します」と挨拶をしてから席の方へ進みます。入室を許可された後、面接官の方に無言で近づき挨拶をするのはマナーがよくありません。席に近づいた段階で、きちんと面接官の顔を見ながら「こんにちは」などと挨拶をし、受験番号、氏名を述べましょう。「よろしくお願いします」などの発言や、挨拶の際のお辞儀もできると良いです。

着席をするのは、座るように促されてからです。挨拶も終えないうちに自分から座ることがないようにしてください。着席を促された際は、「ありがとうございます」などと応答できると良いマナーになります。

 

医学部面接における質疑応答のマナー

医学部面接では、志望動機や高校時代の活動についてなど、様々な質疑応答が行われます。質疑応答では回答の内容も大切ではありますが、まずはマナーを守った応答をすることが大切です。

まず、相手の質問はしっかりと聞き、聞かれたことに対して的確な回答をしてください質問を聞く際は、面接官の目を見ることを意識しましょう。質問を聞き取れなかった場合は、「すみません」などと断ったうえで聞き返してください。いい加減な理解のまま答えるのは厳禁です。

応答の際は、声の大きさを調節してください。複数の面接官がいる場合は、一番遠いところにいる人にも聞こえるように配慮したいところです。また、敬語を適宜使用することも心がけましょう。普段の会話であまり敬語を使っていない受験生は、面接対策として敬語を使う会話を少ししておくと安心です。ただし、慣れない敬語を使いすぎて不自然な会話にならないように気を付けてください。

医学部面接に臨む際は、事前対策で想定される質問への回答を準備するのが基本です。ただし、本番で準備した内容を答える際には、覚えているうちにアウトプットしようとするあまり、早口になりすぎないように気を付けてください。きちんと抑揚をつけて話すことを意識すると良いでしょう。

医学部面接のマナーは普段から意識したい

医学部面接の際に現れるマナーは、普段から他人との丁寧なコミュニケーションを意識していれば問題なくクリアできるはずです。敬語が苦手だったり、挨拶の仕方がいい加減になったりしがちな受験生は、普段の言動を少し見直してみてください。自分がマナーを守ったコミュニケーションができているかが不安な場合は、保護者や塾・予備校のチューター等に模擬面接をしてもらい、良い点・悪い点を指摘してもらうと自分を客観視できます。

医学部面接では、誠実で明瞭な姿勢を示すことができれば問題ありません。受け答えに多少失敗したりしても、即不合格になるわけではないと考えられるためです。マナーを意識して面接に臨んでいる姿勢をしっかり示すことを意識して、自信を持って医学部面接に臨むことが大切です。

 

まとめ

・入退室時のノックや挨拶は相手の反応も確認

・質疑応答では明瞭で誠実な受け答えを

・普段から人と接するときに良いマナーを意識しよう

 

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