医学部受験に役立つ読書~小論文、面接対策も兼ねて

医学部受験生は多くの科目を勉強する必要があり、趣味の時間は取りづらいかもしれません。そのため、読書をしている人も少ないのではないでしょうか。しかし、読書はストレス解消になるだけでなく、医学部合格にも役立ちます。なぜ読書が医学部受験に活きるのかを見てみましょう。

小論文や医学部面接に役立つ知識を楽しく身につけよう

医学部受験の定番ともいえるのが、小論文や面接です。小論文や面接については、学科試験と比べて対策が手薄な受験生も多いでしょう。確かに、配点が少なめの医学部も多く、無理に多くの時間をとる必要はありません。

その分、早めから何気なく対策をしておくことで、学科試験の勉強に大切な時間を費やしやすくなります。無策のまま入試直前期を迎えるより、早い段階から最低限の対策をしておくことで、安心感の高まりや、他の受験生との差別化も図れます。こうした、小論文や医学部面接の隠れた対策になり得るのが読書です。

とりわけ医療系の話題を取り上げた本を読んでおくと、小論文のテーマについて知ったり、面接時の話題作りにつながったりする可能性があります。どうしても本が苦手という人は無理をしなくても構いません。ただ、医学部受験生として、医療系の話題に興味を持って接する機会を持っておくと良いでしょう。すでに多くの興味がある人は、なおさら楽しく医療系の知識を増やしていってください。

要点を短時間で把握するスキルを磨いて勉強の効率アップに

「読書をしようと思っても時間がない!」という医学部受験生もいるでしょう。確かに、他学部入試と比べて学習すべき科目や内容も多く、時間を取りづらいかもしれません。そんな時は、短時間での読書にチャレンジしてみましょう。

短時間で読書をするためには、要点を効率よく把握する必要があります。小説などでは難しいですが、医療やサイエンス系の本だと、要点をつかめば短時間で理解することも可能です。読書中は疲れてしまいがちですが、短時間で済むので浮いた時間を休息に充てることができます。

要領よく内容をつかむ練習を読書でしておけば、英語の長文読解問題などの解答スピードが速くなります。読書を通じたスキルアップで、勉強の効率もアップさせてみてください。論点を整理する力は、小論文における論理構成力などにも繋がります。

ストレス発散や脳の休養にも活用して医学部合格へ

医学部合格を目指して日々多くの勉強をしていると、次第に勉強が苦痛になってくることがあります。医師を目指す以上、一定の苦労が伴うことは致し方ないのですが、大きな苦痛を感じたまま勉強を続けようとしても、集中力が続かず非効率になってしまいます。モチベーションを高く保った状態で医学部受験に臨んだ方が良いのは当然です。

苦痛の原因の1つに、似たような作業を繰り返すことによる飽きがあります。反復学習をする中で学習内容の新鮮味が薄れ、興味を持って学習しづらくなるのです。この課題を解決するためには、脳に異なる刺激を与えることをおすすめします。自分の趣味を楽しむのも一案ですが、ついつい熱中しすぎてしまうこともあるでしょう。罪悪感を覚える受験生もいるはずです。そこで、読書をすることで適度なストレス解消をすると良いです。

問題集を解いたり、参考書を読んだりといったストレートな学科試験対策に加え、読書による知識の習得や視野の拡大なども医学部受験に役立ちます。読書ばかりしていてはいけませんが、ストレス解消や脳の休養も兼ねて、1週間に1回程度は読書の時間をとってみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

読書は小論文や医学部面接にも役立つ

速読スタイルで学習効率アップの可能性も

脳のリフレッシュにも読書を活用

 

 

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