2022年度医学部推薦入試はこうなる ~新型コロナウイルスや教育改革などの影響〜

2021年度推薦入試はこうなる~新型コロナウイルスや教育改革などの影響〜

推薦入試は、医学部合格を早期に決めるチャンスです。2022年度推薦入試にチャレンジする場合は、教育改革や新型コロナウイルスの影響による変更点などを踏まえておく必要があります。2022年度推薦入試対策に役立つ情報とあわせてチェックしてみましょう。

医学部医学科学校型選抜と総合型選抜の日程・実施要項

推薦入試には、学校型選抜総合型選抜があります。

学校型選抜は、学校長による推薦を得ることで受験できる方式です。学校ごとに割り当てが決まっている指定校推薦だけでなく、一般推薦も含まれます。学校型推薦での合格を目指す受験生は、高校で良好な成績を収める等の準備が必要です。
総合型選抜は、従来はAO入試と呼ばれていた方式。大学や学部が定めるアドミッションポリシーにふさわしい受験生を受け入れる仕組みです。知識や思考力といった従来型の入試でも問われやすいスキルに加えて、主体性や協調性なども問われます。生徒会活動など、勉強以外の活動を積極的に行っておくと有利。

 

福岡大学医学部の学校推薦型選抜(A方式・地域枠)

福岡大学医学部の学校推薦型選抜は、11月28日実施です。評定平均値3.7以上が出願資格で、英語・数学(各50点)、面接(20点)が課せられます。

  • 学校推薦型選抜(A方式)

  • 学校推薦型選抜(地域枠)

 

久留米大学医学部の学校推薦型選抜・地域枠推薦型選抜

久留米大学医学部では、11月20日に学校推薦型選抜が実施されます。評定平均値3.8以上が出願資格で、英語・数学の基礎学力テスト(各100点)、小論文・面接(各50点)が大学実施試験です。

 

推薦入試の有利な点

推薦入試を利用すると、早めに医学部合格を決めやすくなります。一般入試と比べて出願資格が限られており、資格を満たしていれば競争が和らぐ可能性がある点も魅力です。学科試験の科目数が英語・数学のみの大学も多く、理科が苦手な受験生などにもメリットがあります。

 

教育改革や新型コロナウイルスの影響による変更点

教育改革や新型コロナウイルスの影響による変更点

新型コロナウイルスの影響に伴う変更点

推薦の根拠となる課外活動等が十分に実施できない事例を踏まえた配慮が大学側に求められています。新型コロナウイルスの影響で大会に出場できなかった受験生なども、諦めずに推薦入試にチャレンジ可能ということです。

また、ICT機器の活用も促進されます。医学部受験で定番の面接は、感染リスクのある場となりかねません。そのため、オンライン面接の導入を検討する大学もあります。

オンライン面接であれば、対面での面接と比べて緊張しづらいかもしれません。また、遠方の大学を受験する場合には、移動負担が軽減されるメリットもあるでしょう。

ただし、面接官の表情などが読み取りづらくなることも考えられます。オンライン形式の模擬面接を受けるなどの対策が望ましいです。

 

教育改革による変更点

教育改革を踏まえて、推薦入試の名称が変更となっています。

 

① AO入試 → 総合型選抜

② 推薦入試 → 学校推薦型選抜

 

という変更です。

②については、本質的な変更はありません。

①については、調査書や面談に加えて、学力テスト等を実施して知識や思考力を問うことが必須になります。従来のAO入試と比べて、対策すべき項目が多くなると言えます。

 

 

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