予備校のテストは成績アップのカギ! 校内テストと全国模試の役割を解説

予備校のテストは成績アップのカギ!-校内テストと全国模試の役割を解説

医学部受験に成功するためには、予備校の校内テストや全国模試などを受けて、自分の実力を的確に把握することが大切です。また、志望校の合格判定だけでなく、結果を成績アップに活かすなど、模試をフル活用できると良いでしょう。そこで、医学部合格のカギとなる校内テストと全国模試の役割をご紹介します。

医学部予備校内テストを成績アップに活かす方法とは?

医学部予備校内のテストは、医学部予備校のカリキュラムや医学部の入試傾向に合わせた出題が行われやすいです。そのため、医学部予備校の授業を受ける中で、どの程度自分が医学部合格に近づいているのかを、校内テストの結果から判断することができます。

医学部専門予備校では校内テストの受験者数がそれほど多くない場合もあり、合格判定が十分な精度で出ないことも考えられます。しかし、弱点分野の把握や成績アップに向けた学習方法の見直しなどを行う上で役立つほか、全国模試よりも気軽に受けやすいため、校内模試を積極的に活用しましょう。

具体的には、模試を受け終えた時点で、できなかった問題をピックアップしてください。そして、その問題を解くためには、どのような勉強をしておくべきだったのかを考えましょう。自分で解決方法が浮かばないときは、医学部予備校のスタッフなどに相談し、医学部合格に向けた勉強方法を改善すべきです。

 

予備校内テストと全国模試の使い分け

予備校内テストと全国模試の使い分け

予備校内テストの他に、全国模試を受ける機会もあると思います。全国模試では、予備校内テストにはない経験をすることができます。
まず、受験者数が多いため、合格判定が正確に出やすいです。例えば、河合塾が実施している全統記述模試は、10万人以上の受験生のデータが集まります。そのため、自分と同じ医学部を志望している受験者も多く、実力をわかりやすく比較することが可能です。

また、校内テストは馴染みのある予備校の校舎で受けることが多いのに対して、全国模試は外部会場で受験できます。そのため、実際の入試本番を想定した緊張感のある雰囲気を体感しておきましょう。自分が受験する可能性のある医学部で毎年入試会場に使われている施設での受験ができる場合は、下見も兼ねてぜひ全国模試の際に足を運んでみてください。

このように、全国模試では受験者数の多さを活かした経験をすると良いです。いっぽう、予備校内テストでは、より細かく実力を把握するようにしましょう。全国模試と比べて出題者や採点者との距離が近いことなどもあり、不正解だった問題を細かくチェックすることにより、今後の学習の質を高めることが大切です。

 

河合塾┃全統模試

駿台┃駿台模試

 

医学部予備校内テストや全国模試前にやるべきこと

予備校内テストの前には、出題されやすい重要な単元や苦手単元を復習しておくことが大切です。テストを受けることで弱点を把握するのも良いですが、あらかじめわかっている弱点については対策を立てて、テストで成果を実感するチャンスを作りましょう。模試を受けることで実力を知るだけでなく、モチベーションアップにも繋げられるとなお良いからです。

また、志望校の欄にどの医学部を記入するかも、親子で相談しながらよく考えましょう。医学部偏差値ランキングなどの受験情報も見ながら、レベルのやや異なる医学部を複数記入しておくことをお勧めします。私立医学部志望の受験生などで、受験校の数が多い場合は、模試の受験者数が多そうな医学部を記入するのも1つの方法です。

 

【2022年版】医学部偏差値ランキング&偏差値の上手な活用方法

 

全国模試・校内テスト終了後すぐにやるべきこととは

全国模試・校内テスト終了後すぐにやるべきこととは

全国模試終了後は、配布された解答を見て自己採点を行ってください。記述模試で自分の答案を正確に覚えていない場合でも、できる範囲で自己採点をしましょう。全国模試では答案や偏差値などのデータが返却されるまでに1か月ほどかかる場合があります。早めに大まかな結果を知って学習に活かすためにも、できれば当日、遅くとも翌日中には自己採点を済ませてください。

自己採点の結果がわかったら、医学部予備校のスタッフにも適宜相談しながら学習方法を見直します。模試の自己採点結果が良かった場合でも、同じ取り組みを続けることが更なる実力アップにつながるとは限りません。よりハイレベルな課題に取り組む必要があるのかなどを判断し、次回以降の模試・テストや、医学部入試本番に繋げましょう。

 

予備校内テスト・全国模試の結果を自習に活かす方法

全国模試や校内テストの結果が返却されたら、必要に応じて志望校を再検討してみてください。第1志望校だけでなく、併願校についても検討し、自分が受験する医学部の入試傾向に合わせた対策を行いやすくなります。

 

志望校の選び方

医学部志望校選定の参考に使える︕「学費」と「偏差値」の法則

 

また、自己採点時にはわからなかった他の受験生との比較を通じて、補うべき科目や単元を見つけ出してください。特定の科目や単元が極端に苦手な場合は、自習時に苦手科目の学習時間を増やすのか、苦手科目が受験必須でなかったり、配点が少なかったりする医学部に絞るのかも判断する必要があるでしょう。模試の成績表をコピーして持ち歩き、学習モチベーションを高める材料にするのも1つの活用方法です。

 

まとめ
・校内テストは学習方法を修正するチャンス
・全国模試では受験本番の雰囲気を体感しよう
・模試翌日までに自己採点し自習や志望校選択に活かそう
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