2023年度医学部学士編入について

編入試験

医学部では、学士編入試験を実施しているところがあります。国立医学部での実施が中心ですが、一部の私立医学部にも学士編入が可能です。2023年度医学部学士編入について知り、医学部受験の選択肢を広げてみましょう。

【2023年度】国公立・私立医学部編入学試験一覧

国公立医学部は学士編入試験の実施が多い

 医学部学士編入は、国公立医学部での実施が多いです。2023年度も20以上の国公立医学部で学士編入試験が予定されています。通常の医学部入試とは異なり、学士編入では多数の国公立医学部を併願することも可能です。幅広い医学部の学士編入をチェックし、自分に合ったところを選別してみましょう。

 編入時期は2年次編入が中心で、定員は5名や10名の医学部が大半です。1次試験では英語、自然科学、生命科学の試験が実施される場合が多くなっています。通常の医学部入試では数学重視のところもありますが、学士編入の場合は英語や理科系の知識・理解が重要です。

 2023年度医学部学士編入試験の実施時期は、早いところだと琉球大学1次試験が512日です。68月の1次試験実施校が多いですが、大学によって時期にはばらつきがあります。滋賀医科大学山口大学など、9月~10月に編入試験を受けられる国公立医学部もあり、学士編入に興味がある受験生は情報収集に努めましょう。

 

弘前大学の医学部学士編入は出願期間・試験日が遅め

 2023年度医学部学士編入の中でも特に実施時期が遅いのが、弘前大学です。弘前大学の2年次編入試験は、20221031日~114日(17時必着)まで出願できます。学士編入にチャレンジするかどうか迷っている人や、編入試験対策に時間をかけたい受験生におすすめの日程です。

 1127日実施予定の1次選抜は、TOEFLと基礎自然科学・数学の試験結果によって行われます。1218日の2次選抜は個人面接です。学士編入の募集人数も20名と他の医学部と比べて多めになっています。

【弘前大学】学士編入試験の詳細

 

島根大学医学部は3年次からの学士編入を募集

 島根大学医学部の2023年度学士編入では、3年次への編入生5名が募集されます。学士編入は2年次での募集が大半のため、より上の学年への医学部編入を希望する場合は島根大学医学部が適しています。

 出願は72217時必着、1次試験は827日の日程で英語、自然科学総合問題が出題されます。2次試験の面接は924日・25日実施です。試験科目は他の医学部学士編入と似ているため、他大学との併願もしやすくなっています。

【島根大学】学士編入試験の詳細

編入試験の学生

私立医学部の学士編入は東海大学・北里大学などで実績あり

 国公立医学部での実施が中心の医学部学士編入ですが、私立医学部でも少数ながら実施があります。2023年度私立医学部学士編入は、東海大学北里大学などで実施予定です。

 東海大学医学部では、1年次特別選抜の形で学士編入試験が実施されます。2022930日必着まで出願でき、夏休み中に検討・対策をした上で出願するといった形も可能です。1次入試では英語と小論文、2次入試では2回の個人面接が実施されます。通常の医学部入試と科目設定が似ており、入学直後に仮面浪人となっている受験生も要チェックです。

【東海大学】学士編入試験の詳細

 

 北里大学医学部の学士編入では、1年次後期入学者が若干名募集されます。2023118日(消印有効)までと出願締め切りが遅いのが特徴です。一般選抜と同じまたは抜粋した問題が中心で、出身大学の学業成績証明書の提出も求められます。所属大学での成績がお良かったり、通常の医学部入試で高得点を取れる学力があったりする場合は、北里大学の学士編入を前向きに検討してみましょう。

【北里大学】学士編入試験の詳細

 

まとめ
・医学部学士編入は6~7月の1次試験実施が多いが秋実施の大学もあり
・2023年度医学部学士編入では弘前大学の出願締め切りが遅め
・私立医学部でも北里大学などで2023年度学士編入試験を実施
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