【2022年版】医学部偏差値ランキング&偏差値の上手な活用方法

医学部偏差値ランキング&偏差値の活用方法

医学部選びの際は、研究施設の充実度や学費などに加えて、偏差値も参考になります。自分の学力を踏まえた医学部選びをして、医学部合格を勝ち取りたいところです。そこで、医学部偏差値ランキングや偏差値の活用方法を見ていきましょう。

国公立医学部偏差値ランキング

まず、国公立医学部の偏差値ランキングは次の通りです。

 順位 医学部名 偏差値
1 東京大学 72.5
1 京都大学 72.5
3 東京医科歯科大学 70.0
3 山梨大学(後期) 70.0
3 大阪大学 70.0
6 東北大学 67.5
6 千葉大学 67.5
6 横浜市立大学 67.5
6 名古屋大学 67.5
6 大阪市立大学 67.5
6 神戸大学 67.5
6 九州大学 67.5
6 宮崎大学 67.5
14 旭川医科大学 65.0
14 北海道大学 65.0
14 秋田大学 65.0
14 筑波大学 65.0
14 群馬大学 65.0
14 新潟大学 65.0
14 信州大学 65.0
14 金沢大学 65.0
14 浜松医科大学 65.0
14 名古屋市立大学 65.0
14 三重大学 65.0
14 滋賀医科大学 65.0
14 京都府立医科大学 65.0
14 奈良県立医科大学 65.0
14 鳥取大学 65.0
14 島根大学 65.0
14 岡山大学 65.0
14 山口大学 65.0
14 愛媛大学 65.0
14 長崎大学 65.0
14 熊本大学 65.0
14 琉球大学 65.0
36 札幌医科大学 62.5
36 福島県立医科大学 62.5
36 富山大学 62.5
36 福井大学 62.5
36 岐阜大学 62.5
36 和歌山県立医科大学 62.5
36 広島大学 62.5
36 徳島大学 62.5
36 香川大学 62.5
36 高知大学 62.5
36 佐賀大学 62.5
36 大分大学 62.5
36 鹿児島大学 62.5
49 山形大学 57.5

(河合塾全統記述模試 合格可能性50%ライン、基本的に前期一般入試の偏差値)

 

東京大学(東大理Ⅲ)と、京都大学がトップの偏差値72.5となっています。他にも、大阪大学や東北大学など、旧帝大系の医学部が偏差値ランキング上位です。福井大学や大分大学、山形大学など地方の国立医学部では、大都市圏の国公立医学部よりもランキング下位校が多くなっています。

学費面などから私立医学部を避け、国公立医学部専願で臨む受験生は、偏差値ランキング下位の地方国立医学部を視野に入れておくといいでしょう。

 

私立医学部偏差値ランキング

次に、私立医学部のみに絞った医学部偏差値ランキングを見てみましょう。

 順位 医学部名 偏差値
1 慶應義塾大学 72.5
2 順天堂大学 70.0
2 東京慈恵会医科大学 70.0
2 日本医科大学 70.0
5 産業医科大学 67.5
5 自治医科大学 67.5
5 昭和大学 67.5
5 東京医科大学 67.5
5 東邦大学 67.5
5 日本大学 67.5
5 大阪医科大学 67.5
12 関西医科大学 65.0
12 東北医科薬科大学 65.0
12 国際医療福祉大学 65.0
12 杏林大学 65.0
12 帝京大学 65.0
12 東海大学 65.0
12 東京女子医科大学 65.0
12 金沢医科大学 65.0
12 愛知医科大学 65.0
12 藤田医科大学 65.0
12 兵庫医科大学 65.0
12 久留米大学 65.0
12 福岡大学 65.0
25 岩手医科大学 62.5
25 北里大学 62.5
25 聖マリアンナ医科大学 62.5
25 近畿大学 62.5
25 独協医科大学 62.5
25 埼玉医科大学 62.5
31 川崎医科大学 60.0

 

トップの慶應義塾大学医学部は知名度の高さに加えて、学費の安さも魅力となり偏差値が72.5と高くなっています。偏差値70の順天堂大学や日本医科大学も学費の安さから人気を集めている私立医学部と言えるでしょう。

一方、ランキング下位の川崎医科大学は、 6年総額の学費が4737万円 と高額のため、出願を避ける受験生が多く、偏差値が低くなっていると考えられます。学費以外を出願基準にしたり、家計に余裕があるのであれば、川崎医科大学を狙ってみるのも1つの方法です。

 

国立医学部と私立医学部の偏差値ランキングを比較!

国立医学部と私立医学部の偏差値ランキングを比較

医学部受験生の中には、偏差値ランキングを見ながら国立医学部と私立医学部のどちらを第1志望とするか悩んでいる人もいるでしょう。そこで、国立医学部と私立医学部の偏差値ランキングを比較してみましょう。

 

偏差値ランキング1位は、国公立医学部は東京大学、京都大学で、私立医学部は慶應義塾大学となっています。いずれも偏差値72.5と高水準です。

ただ、国公立医学部は共通テストと記述量・科目数の多い2次試験が課せられるのに対し、私立医学部は共通テストが必須ではなく、科目数も限られやすいです。共通テストや記述問題の得意・不得意も踏まえて医学部選びを進めましょう。

 

偏差値ランキング下位を見てみると、国立医学部は山形大学で57.5、私立医学部は川崎医科大学で60となっています。国立医学部は難関と言われがちですが、偏差値ランキングを見ると私立医学部より入学しやすい国立医学部があります。地方での下宿もOKという受験生は、国立医学部も視野に入れてみることをおすすめします。

 

 

医学部偏差値ランキングの活用方法

医学部偏差値ランキングの活用方法

医学部偏差値ランキングを見て医学部間のレベル差がわかれば、志望校・併願校を選びやすくなります。

例えば、浪人を避けたい医学部受験生は、私立医学部偏差値ランキング下位の学校を早めの日程で併願することがおすすめです。確実に医学部合格を確保したうえで、ランキング上位の医学部にチャレンジしていきましょう。

 

いっぽう、レベルの高い医学部への進学を希望する受験生は、ランキング上位の医学部から受けていくのも1つの方法です。

ランキング上位校は合格へのハードルが高いですが、入試問題との相性などによっては偏差値が多少足りていなくても合格の可能性はあります。過去問で入試傾向を把握し、相性が良さそうであればランキング上位校を狙ってみるのも一案です。

 

 

まとめ
・偏差値ランキングと実力の差から医学部選びができる
・国立医学部・私立医学部ともに偏差値ランキングの差が大きい
・国立医学部が私立医学部より偏差値ランキング上位とは限らない

 

医学部受験特設サイト

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