2021年度医学部受験生がとるべき感染症対策とは?~新型コロナウィルス感染を防ぐには
新型コロナウイルスの感染拡大は、医学部受験にも大きな影響を与えています。塾や予備校・学校で対面授業が停止されたり、大学の入試イベントが中止になったりした受験生も多いでしょう。秋~冬にかけての受験シーズンは、そもそもインフルエンザ等の感染症が流行しやすいです。そこで、医学部受験生がとるべき感染症対策をご紹介します。
INDEX
感染症対策について他の受験生より詳しくなろう
ウイルスや免疫の特徴など、感染症に関する知識は医学部面接にも役立ちます。そのため、単に予防を心がけるだけでなく、医学部受験にも活きる知識を養ってみてください。自分の身を守りつつ、医師の卵にふさわしい知識・理解を深めましょう。
特に、2020年以降は新型コロナウイルスが世界的に流行した影響で、感染症に関する報道等も増加しています。普段から感染症に関する知識にアンテナを張っておけば、他の受験生に差をつけることができるでしょう。高校生物以外の分野についても知識を増やしておき、面接で話題に上った場合には話ができるようにしておくことをおすすめします。
まずは感染症予防につながる免疫力アップを
感染症対策としては、マスクの着用や手洗いの励行などが定番ですが、これらに加えて、そもそも自らの免疫力をアップさせておくと、ウイルスに感染しにくくなります。免疫力を高めるために大切なポイントが、ストレスを抱えすぎないことです。
医学部合格に向けたハードな勉強をしていると、ついついストレスをため込みがちです。適度なストレスは勉強に緊張感をもたらしてくれるメリットもありますが、過度なストレスは体調不良の遠因になります。そのため、極力楽しく学ぶようにしましょう。模試や志望校の過去問演習を適宜取り入れるなどして、学習に変化をつけるようにすると良いです。
また、勉強以外の生活習慣、運動も含めて、リズムを整えることも大切です。起床・睡眠の時間の他、塾や予備校の休憩時間の過ごし方や軽い運動などをある程度決めておくと1日のリズムを作りやすくなります。まだ1日のリズムが定まっていない医学部受験生は、学校・塾や予備校のスケジュールを土台にしながら、何か1つ、決まった時間帯に行う勉強を決めてみてください。「22時からは10分間英単語の暗記をする」など、小さな取り組みからでも構いまん。
感染症にかかってしまったときへの備えも大切
私たちの周りには様々なウイルスが存在します。そのため、どれほど注意していても、感染症にかかるリスクはゼロではありません。実際、医療従事者が新型コロナウイルスに感染した例も複数報告されています。
医学部受験を控えた時期に感染症にかかると、絶望感を覚える受験生も多いでしょう。確かに、受験までにやりたかった学習ができなくなったり、場合によっては入試本番での受験が難しくなったりすることもあるからです。しかし、感染したからといって、不合格に直結するわけではありません。入試当日までにわずかでも日数がある場合は、無理に勉強するのではなく、体調を整えることに専念しましょう。本番を受験できない場合を除き、合格の可能性はあります。
また、新型コロナウイルスやインフルエンザに感染した場合、勉強に取り組みづらい時期が長くなることも考えられます。みなさんは、学習スケジュールを細かく立てすぎていませんか?あえて一定の余裕を持たせたスケジュールにしておくと、予定が狂うことによる不安を最小限に抑えることができます。
私立医学部受験生は、受験校の優先順位を決めておくことも大切です。感染症にかかった場合に限らず、疲労がたまってきた場合などには、受験を見送る大学を作った方がよい場合もあります。塾や予備校などとも相談しながら、有事に備えた受験プランを早めに立てておいてください。
まとめ
感染症の知識は医学部面接にも役立つ
日々の免疫力アップも大切な感染症対策
ウイルス感染という有事に備えておく
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