久留米大学医学部小論文・面接対策

久留米大学医学部小論文・面接対策

久留米大学医学部では、2次試験で小論文と面接の試験が行われます。最終合格を勝ち取るためにも小論文、面接の対策は万全にしておきましたょう。あらかじめ小論文や面接の形式・内容を把握して準備し、本番で慌てずに済むようにしたいところです。

面接

久留米大学医学部面接の形式

久留米大学医学部の面接は、個人面接形式で行われます。複数の面接官に対して受験生が1人ずつ面接を受ける形式です。他の受験生とのコミュニケーションが求められるわけではないので、比較的自分なりのペースで回答を進めやすいです。ただし、受験生1人に対して面接官が複数人いる形なので、やや緊張しやすいかもしれません。入試本番で緊張しがちな人は、あらかじめ塾や予備校などで複数のチューター等を相手に面接練習をしてもらってみてください。見知らぬ人と向き合うと緊張する場合は、普段はあまり接しない講師等に面接官役を頼んでみましょう。
また、圧迫面接のような厳しいスタイルというよりも、比較的和やかな雰囲気で会話が進むイメージです。そのため、自分なりに話の引き出しを多く持っておくと、面接官との会話が盛り上がって好印象を与えられるチャンスもあります。普段はあまり人と話さないタイプの受験生は、自分の高校生活について詳しめに振り返るなどして、面接官が話を広げやすいようにしておくのも一案です。長めの回答ができる場合も、質問に対していきなり事細かに話すのではなく、面接官が追加の質問をしやすい程度の回答にとどめておき、会話のキャッチボールを続けやすくなればなお良いでしょう。

久留米大学医学部面接の内容

面接では、医学部や久留米大学の志望動機、高校生活などについて問われやすいです。志望動機については、医学部入試に向けた勉強のモチベーションアップも兼ねて、自分なりに医師を目指す理由などを考えてみてください。1次試験や小論文試験の感想を問われることもあります。多数の私立医学部を併願している受験生は、久留米大学医学部1次試験の問題を見直しておくと良いでしょう。
問われやすい内容については、大まかな回答を準備しておくと本番でスムーズに受け答えしやすくなります。準備の段階では細かな原稿を作るようなイメージではなく、回答のポイントをまとめておくくらいが適切です。対策を念入りに行うあまり自分の気持ちが伝わらなくなることは避け、自分なりに考えて答える前向きな姿勢を面接官に示すことが望ましいです。準備した回答ポイントを忘れてしまったり、想定外の質問をされたりした場合も、冷静に答えるようにしましょう。

小論文

久留米大学医学部小論文の形式

久留米大学医学部入試の小論文は、テーマ型の出題となっています。設定されたテーマについて論じる形式です。課題文が与えられないため、テーマについて知っておかないと解答が難しくなってしまいます。医療系のテーマが中心なので、普段から医療系の語句やニュースなどをチェックしておくと良いでしょう。字数は800字以内と標準的です。制限時間の60分には余裕があるため、慌てて解答する必要はありません。指定字数内に収まるように論理構成を工夫したうえで、落ち着いて解答を書き進めることが望まれます。
テーマ型小論文への対策としては、手早く論点をまとめる練習が重要です。代表的な意見をベースにしながら、複数の角度から意見を述べる練習をしておきましょう。新聞の社説などで述べられている意見を基に、自分なりの意見を考える練習などが効果的です。あわせて、久留米大学医学部以外のものも含めて、テーマ型小論文の過去問にチャレンジしてみてください。

久留米大学医学部小論文の内容

小論文のテーマには医療系の話題が登場するケースが多いです。たとえば、2018年入試では「医師のワークライフバランス」がテーマとなりました。単なる生物学的知識を持っているだけでなく、「ワークライフバランス」についての知識・理解もないと解答しづらいテーマです。
久留米大学の小論文では医療関係のテーマが設定されやすいですが、専門知識にばかり目を向けるのではなく、医師や医学部生以外の幅広い人々も関心を持ちやすい医療系トピックにも関心を向けておきましょう。医師のワークライフバランスについてであれば、勤務医を中心に医師の超過勤務が問題となっていることや、医師不足が深刻な地域では労働時間の短縮が難しいことなどを知っておくと解答に役立ちます。
医療は誰でも利用する可能性のあるサービスです。そのため、医師や医学部受験生としてのみならず、患者などの視点でも医療系テーマについてチェックしてみましょう。過去問遠陬の際にも、医師以外の視点からの意見も取り入れると、指定されたテーマについて論じやすくなります。
また、医療系だけでなく、幅広いニュースに興味を持っておくことも、久留米大学医学部小論文の対策になると考えられます。少し時間に余裕のある時には、インターネットニュース等でも構わないので、目を通してみてください。

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