【医学部面接】服装で気をつける点は?~現役生・浪人生別に解説!

医学部受験の面接では、医師を目指すのにふさわしい人物かどうかがチェックされます。面接時には、清潔感のある端正な服装で好印象を与えたいところです。そこで、医学部面接にふさわしい服装を、現役生・浪人生ともに確認しておきましょう。

現役生は高校の制服で面接を受けよう

 

 

 

現役生は、高校の制服で医学部面接を受けるのが無難です。校則が厳しくない高校だと普段は制服を着崩しているかもしれませんが、面接時は正しい方法で着用してください。
制服には、夏服と冬服があるのが一般的です。自分の通う高校では夏服の時期でも、推薦入試の時期に北海道をはじめとする寒い地域の医学部を受験する場合は、冬服を準備していくと安心です。後期入試でも春に実施される入試では、自分が住んでいる地域は気温が高くなっているかもしれませんが、入試会場の気候に合った服装を心がけてください。
現役生でも制服がない高校に通っている場合は、下記の浪人生と同様に、スーツを着用することをおすすめします。着慣れないスーツに戸惑うことの無いよう、あらかじめ自宅などでスーツを着て話す練習をしておくと良いです。靴は黒の革靴が無難です。また、男子の場合は、ネクタイをきちんと締められるようにしておくことも重要です。入試当日になってから慌てることのないよう、ネクタイの結び方が苦手な受験生は、事前練習が欠かせません。

 

浪人生はスーツで面接に臨むと好印象

 

浪人生の場合は、高校の制服ではなくスーツで面接に臨むのが基本です。端正さをアピールできるように、個性的なスーツやネクタイは避けましょう。白のシャツの上に黒や紺のスーツを着るのが基本です。
ネクタイの色は、知性を感じさせる色と言われる青や、熱意を伝えやすい赤系統のものをおすすめします。実際に2色のネクタイを自分の顔やスーツなどと合わせてみて、どちらが良い印象を与えられるかをあらかじめ確認しておきましょう。自分でわかりづらい時は、家族や塾・予備校の先生などにもアドバイスをもらってみてください。
また医学部面接の時期が近づいてきたら、服装のサイズ確認も行ってください。成長期のように身長が大きく伸びることは少ないですが、成長が続いていることでスーツのサイズが合わなくなっていることもあり得ます。特に私立医学部を多数併願予定の受験生は、いったん入試が始まるとスケジュールが詰まりがちです。入試シーズンが到来する前の段階で、医学部面接用の服装がきちんと準備できているかを確かめておいてください。
新しいスーツを購入した際は、「しつけ」を取っておくことを忘れないようにしましょう。「しつけ」は、はさみやカッターで簡単に切ることができますがその際生地を傷つけないよう気をつけて下さい。

個性のアピールは避け端正な服装を意識する

 

 

オープンキャンパスなどに行くと、個性的な服装をした大学生を見かけることが少なくないでしょう。大学生の自由な服装にあこがれる医学部受験生もいるはずです。しかし、個性をアピールする服装は、医学部合格を決めてからにしましょう。
医学部面接では端正な服装を心がけるべきです。個性のアピールは避け無難な服装にしてください。茶髪や金髪などにするのではなく自然な黒髪で臨みます。またピアスなどのアクセサリーも外すのがマナーです。
入試の際は、時刻を確認するために時計を持っていくことが望ましいです。普段使っている時計が、落ち着いた印象の物かどうかを確認してください。もし華美な装飾がなされている時計を使っている場合は、医学部面接用に落ち着いたデザインの時計を購入しておきましょう。
スマートウォッチの場合はメールの通知音をオフにすることも忘れないで下さい。
また男子の場合ヒゲをそっておくことが大切です。女子は化粧を濃くするのは避けましょう。前髪は目にかからないくらいの長さには切っておきたいところです。
連日入試が続くハードスケジュールになった場合、後半の日程でヒゲや前髪が乱れないよう十分注意してください。

 

まとめ

・現役生は制服で医学部面接に臨むべし
・浪人生は面接時にスーツ着用が基本
・アクセサリーは外し、黒髪で端正な服装に

 

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