2021年度共通テスト〈生物編〉~医学部受験のための知識~

生物は物理や化学と比べて暗記事項が多い科目です。しかし、2021年度開始の共通テストは思考力を問う問題が多くなることが予想されます。共通テスト生物の出題例やおすすめの問題集などを把握して、暗記一辺倒でない生物の力を身につけてください。

 

共通テスト生物の出題内容と対策

共通テスト生物では、身近なテーマの出題が多くなる見通しです。また、図表の読み取り問題や、写真やグラフを選ぶ問題などの対策も進めておくと良いでしょう。分量に関しては、試行テストを見る限り、多すぎて制限時間がなくなるリスクはそれほど高くなさそうです。まずは試行テストや共通テスト生物の模試などに取り組み、形式に慣れておくことで時間不足を防ぐ手順で十分と考えられます。

対策で気を付けたいのは、教科書に載っている知識を丸暗記するだけではダメだということです。生物は暗記すべき事項がやや多めの科目ですが、暗記した知識をどう活用できるのかを考えることが大切になります。医学部受験生の場合は、センター試験の過去問に取り組むだけでなく、私立医学部の生物の過去問に取り組むと、知識を活用して解く問題に出会いやすくなるでしょう。

 

共通テスト生物の出題例 平成30年度試行テスト第1問A

問題冊子_生物_ページ_01
問題冊子_生物_ページ_02

共通テスト生物では、他教科と同様に身近な素材を基にした出題が増えることが予想されます。例えば、平成30年度試行テスト第1問Aでは、ツナ缶の観察が題材となりました。さすがに普段から身近なものを細かく観察することは難しいですが、出題に戸惑うのではなく、「面白そうだな」と余裕のある気持ちで取り組めると良いでしょう。

実際、ツナ缶の問題でも専門性の高い知識が求められているわけではありません。あくまでも高校生物の知識・理解が十分であれば正解を選ぶことができます。また、共通テストはセンター試験と同様に選択肢式です。そのため、題材についてあまり知らないと感じた場合でも、設問に加えて選択肢も見ることで、問われているポイントをつかみやすくなるでしょう。

 

共通テスト生物対策に役立つおすすめの参考書・問題集

共通テスト生物の対策を行う際は、センター試験過去問を解くだけでは不十分です。とはいえ、2021年度共通テスト生物は初年度のため、過去問がありません。そこで、「大学入試共通テスト生物 実戦対策問題集」(旺文社)などを活用して、思考力型の問題に対応する力を養っておきましょう。

過去の入試問題をベースにした、共通テスト生物の対策に役立つ問題が掲載されています。図表の読み取り練習などが不足していると感じる医学部受験生は、早めに取り組んでおくと安心です。また、共通テスト生物の名を冠していますが、私立医学部や国立医学部の生物対策にも役立つ内容となっています。私立医学部受験生で、まだ共通テスト利用入試を受けるかどうか決まっていない場合でも、生物の得点力を高める目的でとりあえずチャレンジしてみるのも一案です。

 

まとめ

・共通テスト生物では身近な題材が出やすい

・知識の詰め込みは避け、知識をどう活用するのかを考えるべし

・私立医学部の過去問なども活用して知識の使い方を学ぼう

 

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